「情報が多すぎて動けない…」そんな“情報肥満”を解消するには?副業に本気だからこそ見直したい、情報との付き合い方。
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情報のバイキングで、お腹いっぱいになっていませんか?
SNSを開けば、毎日流れてくるのは「有益な情報」のオンパレード。
「今がチャンス!」
「これが稼げる!」
「おすすめの副業5選」
「収益化に成功した方法」
気がつけば、保存ボタンを連打している自分がいます。
あなたも、保存ボタンを連打するクセ、ついていませんか?
でも、ふと我に返る。
「…で、自分は何をやるんだっけ?」
まるで、お金を払ったバイキングで“元を取らなきゃ”と欲張って皿を山盛りにしたものの、実際に食べられたのはほんの数品。
「思ったよりおいしくないな」と感じた頃には、胃もたれだけが残っている。
情報も、それと同じかもしれません。
“とりあえず集めておく”だけでは身にならないどころか、
やるべきことが見えなくなって、どんどん動けなくなっていく。
あとで読もうと思って積んだままの本。
あの「積ん読」みたいに、情報も、見えないだけでどんどん積み上がっている。
そしていつしか、自分の思考スペースを圧迫
今回は、そんな「情報疲れ」とどう向き合うかについて、
わたし自身が感じたこと、手放したことをまとめてみようと思います。
副業に本気だからこそ、一度立ち止まって整理したい人にこそ、読んでほしい話です。
情報を集める=安心?「選ばない勇気」が鍵だった
副業を始めたばかりのころの私は、
「とにかくインプットしなきゃ」
「知らない=遅れている気がする」
そんな焦りから、気になる発信者のnoteを読み漁り、保存したツイートを眺め、セミナーもチェックしていました。
でも、見れば見るほど、自分が何を信じて何をしたいのかがわからなくなっていく。
「こっちのやり方の方がいいのかな?」
「いやでも、あの人は真逆のこと言ってたぞ…?」
情報に振り回されて、結局何も進んでいない日もあって、すごく疲れていたのを覚えています。
情報の内面をわかってきた今、
あ、これはポジショントークだと気づけるようになった。
それでも、分かっていても正反対な意見を見ると、
自分に合うのはどっちなんだ? どっちもか?
結局、ループにはまる。
そのとき気づいたのが、「情報を増やすこと=安心」ではないということ。
たくさんの情報を持っていても、
それを選びきれないと、行動はどんどん鈍っていく。
むしろ、いまの自分に合うかどうかで“選ばない”勇気を持つことのほうが大事なんじゃないかと思うようになりました。
血肉になるのは「今の自分に合う情報」だけ
誰かの成功法や最短ルートも、今の自分にとって「取り入れやすい」「やってみたい」と思えるものじゃなければ、活かせない。
たとえば、フルタイム会社員の私が、
「朝4時に起きて2時間作業しましょう」とか、
「毎日ライブ配信でファンを増やそう」とか言われても、たぶん続かない。
情報としては正解かもしれないけど、生活スタイルや性格にフィットしていなければ意味がない。
電話が苦手な私に、ライブ配信やZoomとか……なんの罰ゲーム?
それより、いまの暮らしの中に取り入れられる“小さなヒント”の方が、自分の血肉になる。
情報との付き合い方は、まさにダイエットと同じで、「自分に合う方法を、無理なく、継続的に」が理想だと思うのです。
情報の取捨選択は、“自分軸”を整える練習
情報を減らしてからの私は、
「今、知らなくていいことは、あえて選ばない」
というスタンスになりました。
もちろん、「損しているかも」という気持ちがゼロになったわけじゃないけど、
それよりも、「自分はこれでいい」と思える情報との距離感を大切にするほうが心地いい。
世の中の“最新”や“トレンド”を全部知らなくても、
いま自分が何に関心があって、どこを深めたいのかがはっきりしていれば、ブレないでいられる。
まあ、もともと流行には疎いので、ちょうどいいのかもしれない。
“情報迷子”になるより、
“選んで進む”方が、遠回りに見えて実は近道かもしれない——
そう思っています。
腹八分|満腹じゃなくてOK。情報も、心も、整える
ということで、私はいま「情報ダイエット」継続中。
SNSとの付き合い方も、読むコンテンツの量も、“ちょっと少なめ”を意識しています。
SNSは人脈命。フォロワー数がモノを言う世界。
本当は、増やすべきなのでしょうが、私は抑えています…今は。
最初のころは、ハッシュタグ付けてフォロー周りしていましたが辞めました。
信用できる人だけの繋がりを意識しています。
信用って、簡単には言い表せないけれど、
「一貫した発信、論理的な思考、具体的な行動を教えてくれる」
そんな芯を持っている人に惹かれています。
気を抜くと、またすぐ食べ放題モードになっちゃうけど(笑)
満腹じゃなく「ちょっと足りないくらい」が、私にはちょうどいいのかもしれません。
いつか身体のダイエットも…と思いつつ、まずは頭と心の整理から。
選ばないことで、見えてくるものがあると信じて、今日もマイペースに整えていきます。